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古い型式のスナイプを改造する-1

29300番代の船がオーバーホールのために工場にやってきました。

トラベラーシステムや、ジブリーダートリムシステムの新設などをしていくのですが、デッキレイアウトが最近の船とは異なるので、同じような船に乗っている人の参考になればと思い今回のブログを書きます。


一番最初の船全体の状態は写真に取りそこねたので作業途中の状態ですがこのような船です。船齢の割にきれいな状態の船でした。長い間乗り続けられる点でスナイプはとてもいい船ですね。


ジブリーダーはピンストップ式スライダー、トラベラーは過去に付いていた痕跡のみあります。このテンションのシステムはなかなか抜けづらいイメージです。今回はマストの載せ替えも行うのでマストホールのガタ止めも行っていきます。


まずはトラベラーシステムから。

最初は過去にそこにトラベラーがついていたであろう穴と、後方の両側がブロックになっている部品と裏側にチークブロックが残っていました。まずは不要な穴を塞いでいきます。

大きな穴は裏側に裏当てをしてガラスを積層して塞ぎますが、ネジ穴などの小さな穴は↑の様な繊維入りのパテで十分直ります。

↓ゲルコートを吹き付けしたあと。コンプレッサーとスプレーガンがなくても刷毛塗りでも出来なくはない。

次回、部品を付けていきます。


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