過去のfacebookの投稿です。
みなさん、スプレッダーのセッティングの値はどれくらいですか?
国内セーラー(私の独断と偏見ですが) 長さ 470mm ±10mm ディフレクション 710mm ±10mm (=閉じている)
対して海外セーラー 長さ 420mmくらい ディフレクション 780mm ±30mm (=開いている)
海外選手のほうが短く開いたセッティングになっています。 同じ船なのにこんなに違うんですね。
ここで本題です。 サイドワインダーの純正スプレッダーを使ってセッティングをしようと思ったらディフレクションを減らしたいのに減らない、、、なんて思ったことがある方は多いと思います。これは先に述べた国内と海外のスプレッダーのセッティングの違いのせいなんですね。相対的にスプレッダーを開かせて乗ることを前提としているのでスプレッダー形状が合いません。 で、スプレッダーを閉じたい場合どうするか?切ります。 先にあたってしまう部分を切り取ってしまえばセッティングを出すことができます!
逆に海外の選手のように短いスプレッダーで開かせたセッティングを試してみるのも面白いと思います。
以下コメント
Q: 海外の選手はマストをサイドベンドさせているのはわかりますが、チェーンプレートのつける位置によっては、トップのコントロールをタイトにしているか、ルーズにしているかわからないですね。個人的にはプレート位置を前にしているため、触れ幅を前に持ってきているように思います。スプレッダー位置は最近の理論値よりも低いので、トップを固めているように思いますが。
A: メッセージありがとうございます。
内容を整理するのに時間がかかってしまいました、、
ご存知かもしれませんが、国内のスナイプセーラーはオーバーパワーのときメインシートでリーチや深さを整え固定しトラベラーを出してメインセールを逃します。対して海外のセーラーはトラベラーの艤装がない船も多くバングを当ててメインシートを緩めて走ります。
船のセッティングでの大きな違いは今回の投稿にあるようにスプレッダーの使い方で、その他(チェーンプレート位置など)はあまり変わらないように感じます。
世界的に見てもトラベラーをこれだけ使うのは国内のセーラーだけなので、この違いは面白いと思い投稿してみました。
今回は貴重なご意見ありがとうございました。
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